ココロ安らぐ日まで*私の離婚道*

家庭内に悪魔がいることが発覚して早5年。往生際の悪い相手方との離婚戦争の記録。

睡眠薬検出とその後の生活①

警察から電話がかかってきた。

提出したハンバーグから、

睡眠薬の成分が検出されたと報告があった。

しかも2種類。

1種類は持ち物検査で見つかっていた

睡眠薬だったが、もう1種類は見つけていない。

結局、最低3種類は持っていたようだ。

 

その時に、被害届を出さなかったことには

理由がある。警察官から

「旦那さんが逮捕・勾留されても構わないか?」と

聞かれた。私は即答した。

「はい!大丈夫です!お願いします!」と。

そしたらこう言われた。

「娘さんの結婚に影響あるのでは?」。

娘を引き合いに出されたら言葉がない。

 

私がその時に選んだ道は、

許したわけではないが、娘たちのためにも

反省しているか少し様子を見る…だった。

2009年8月に引き続き、ここでも私は

「様子を見るというミス」を犯してしまったのだ。

ただ、いずれは離婚に進むだろうと思っていた。

 

その後の日常生活の中で、慕っていた叔父、

中学生の時からの親友…と立て続けに

急病で亡くしてしまい、悲しみに暮れた。

叔母までもが癌を発症し、私の負担が増えた。

叔母は独居で、面倒を看る者がいなかったからだ。

 

そんな風に忙しく過ごしていた私だったが、

 肝心の相手方は全く反省していない様子だった。

当初、カウンセリングに行くという約束をした。

DVのワークショップをしているところを

私が探し、行くように伝えた。

一年を通して、全12回ぐらいのワークショップだ。

相手方は一回行っただけで、あとは知らん顔。

「なんか違うかな」と思って行かなかったと。

相手方は、殴る蹴るだけがDVと思っていた。

 

一年経ってもカウンセリングにも行かず、

かといって共働きなのに分担もせずにゴロゴロ。

挙げ句の果てには

「真面目に仕事やってるんだから、

俺には何の問題もない」と何度も言い放つ。

問題がない、問題がないと繰り返され、

しまいには、私の方がおかしいのか?と

思うようになってしまった。

そしてますます不仲になり、

喧嘩も多くなっていった。

 

そんな時、相手方母親が急に遊び?に来た。

息子が薬物を混入し

(後々の離婚訴訟の尋問では、毒か何かを

息子が盛ったと聞いていたと言っていた)

夫婦が揉めていると知っているはずなのに、

その事には一切触れず。

毒か何かと聞いておきながら、

謝罪もなければ平然としていた。

 

その頃は、私の両親には何も言ってなかったので、

仮面夫婦を演じることに疲れてきた。

もう伝えることにした。

 

もちろん、両親ともにビックリしていた。

 二人とも、相手方をずっと信用していたからだ。

状況をあまり飲み込めていない父親から

「お前は相手方に優しくしていたか?」と

いうような事を言われた。

これがものすごく嫌だった。

世の中には勝気な妻もきつい妻などたくさんいる。

そんなに優しくない性格だからと言って、

妻のアルコール飲料や食事に

密かに睡眠薬を混入させて昏睡・記憶障害を

起こさせて、盗撮される理由などない。

どうしたらいいかその時は結論が出なかった。