ココロ安らぐ日まで*私の離婚道*

家庭内に悪魔がいることが発覚して早5年。往生際の悪い相手方との離婚戦争の記録。

離婚調停+婚費調停②

離婚調停の最初から親権争いがあったので、

二回目から調査官が入ることになった。

私と同じぐらい?の女性調査官。

学校の先生のような感じの方だった。

 

相手方は、早く調査官調査をしてもらいたい様子。

自分が親権者にふさわしいこと、

子どもの手紙から、私を嫌っていることを

証明したかったようだ。

私からすれば、性犯罪者が何を言ってんだ?と怒りしかなかった。

13歳の子どもを、お金やモノで釣る汚いやり方に辟易していた。

 

が、調査官調査を断ると面倒なことになる事はわかっていたので、

心の中で「うっとおしいな」と思いながらも承諾した。

断ったり渋ったりすると調査官への心証が悪くなり、

親権者にふさわしくないのでは・・・と思われるのが嫌だった。

ここは感情的にならず、母親として毅然とし、

余裕のある態度で対応した方が得策だと考えた。

 

離婚調停は6月にスタートし、8月の夏休みには調査官調査が入った。

子どもは人見知りする性格だと伝えたら、裁判所での聞き取りの前日に

家庭訪問をし、子どもに調査の説明をしてくれることになった。

家庭訪問は、子どもの緊張をほぐす意味合いもあった。

 

【1日目の家庭訪問】

自宅に調査官が来た。実習生と一緒だった。

子ども部屋で子どもと三人で話をするからというので、

私は席を外した。30分程度で終了した。

 

【2日目の裁判所での聞き取り】

私が子どもを裁判所に連れて行き、1時間程度聞き取りがあった。

私は待合室で待機した。

 

どちらの日も、子どもは落ち着いていた。

何を聞いたか、どう答えたかということは

子どもに聞かないようにしてくださいと調査官に言われたため、

調査の内容をいっさい聞かなかった。

 

調査報告書は1週間程度で出来上がってきた。

内容は私に有利なものであった。

子どもの発言だけでなく、私の発言や

たわいもない会話の内容も記載されており、よく分析していると感じた。

こちらが考えている通り、私を攻撃する内容の子どもの手紙は、

私に叱られた時に、一時的な感情で書いたものであると判断された。

また、学校生活は充実しており、生活状況に全く問題がないと

書かれてあった。

それを読んで、相手方はきっと激怒しているだろうなと思った。

 

案の定、調査報告書が出たとたん、相手方は書面を出してきた。

「子どもは自分がいいと言っている」

「調査官に本当の話をするわけがないと子どもは言っている」等々。

そしてまた子どもが書いたという手紙を証拠として出してきた。

相手方がそんなことをしてきても、再調査なんてするはずがない。

調査官はプロである。

 

調査報告書を踏まえ、離婚調停はそのまま続行。

するとそのすぐ後に、相手方は書面で

「名残惜しいが親権は撤回する」と書いてきた。

自分の弁護士、調査官や調停委員に

親権は取れないよと説得されたのかもしれない。

 

そして親権の話は終わり、財産分与の話へ移行した。

財産分与の話でも、「本気でそれ言ってる?」とツッコミを

入れたくなるような、くだらないことばかりを言ってきた!