ココロ安らぐ日まで*私の離婚道*

家庭内に悪魔がいることが発覚して早5年。往生際の悪い相手方との離婚戦争の記録。

別居から離婚調停申立てまで②

弁護士を選任して受任通知を出してもらったら、

相手方は「受け取り拒否」で送り返してきた。

その頃から子ども※(三女・当時13歳)を利用した

嫌がらせが始まった。※以下、子どもと表記

 

子どもとは自由に連絡が取れ、

会いたい時に会える状況だった。

私は会ってほしくはなかったが、

会いに行こうと思えば

自分で行動できる年令だった。

面会交流は子どもの権利と思って我慢した。

 

それをいい事に、私には内緒で

子どもに家からパスポートを持ち出させ、

勝手にスマホを買い与えていた。

同時に、スマホだけでなくWi-Fi機器、充電器、

相手方のiPadも持たせていた。

 

子どもは朝までスマホを触っていたのだろう。

朝、なかなか起きられなくなっていたので、

スマホを持っているなと直感でわかった。

 

私は、13歳でスマホを持たせるつもりはなかった。

相手方はスマホを持たせるにあたり、

何の教育も指導もしていなかったようだ。

教育指導と言っても「ママに見つかるなよ」、

「いつまでも触るなよ」の程度。

相手方とは別居しているんだから、

子どもがそんな言いつけを聞くはずがない。

 

私は全部取り上げて、相手方に返送した。

そうしたらまた黙って子どもに渡していた。

 

そのうちまた朝起こしてもいつまでも起きず、

放っておいたら学校に遅刻した。

朝までスマホをいじっていたのだ。

これはダメだと思い、再度取り上げて預かっていた。

 

それを知った相手方が私の弁護士に電話をかけてきて、

「弁護士が何の権利があるんや!

子どもにスマホ持たせないなら返せ!

クーリングオフオフするから返せ!」と。

 

本当にクーリングオフするのか?と思ったが、

わざわざそう言ってきたため、また返送した。

案の定、嘘つきな相手方は

また子どもに持たせていた。

 

キリがないので、私はスマホについてのルールを

決めることにした。

夜は10時まで。10時になればリビングに持ってくる等々。

子どもは不満そうだった。

でもルールをある程度決めないと、

この年令では依存してしまう。

私も折れるわけにいかない。

 

子どもどう向き合えばいいのか毎日悩み、

相手方の一連の行為や離婚問題も含めて、

この時から臨床心理士さんの

カウンセリングを受けるようになった。

 

そして離婚調停が近づいて来た。

相手方は弁護士を依頼しないのかと思っていたが、

調停2日ぐらい前に依頼し、

調停前日に主張書面が届いた。

 

主張書面と一緒に

「裁判長様へ」という子どもからの手紙が

何通も証拠として付いてきていた。

子どもが書いていた内容は

「親権」はパパがいいです」というものから、

「ママ死ね」「ママ大嫌い」と、

感情的に書かれた手紙が数通。

 

13歳の子どもが「親権」と漢字で書く?

手紙の最後には必ず日付と印鑑が押してある。

文面からも、大人が話しているような内容で、

ものすごく不審に思った。

 

手紙の日付は必ず相手方と面会交流していた日。

もしくは、スマホが原因で

私と子どもがケンカをした日。

これは何を意味するのか。

ちょうど思春期・反抗期に重なったこともあり、

ツンツンする態度も酷くなっていたが、

普通に話もすることもあるし、

生活態度が乱れるといったことはなかった。

 

私は子どもに対し、別居に至った詳しい原因は

話せずにいた。

相手方は「ママを眠らせて裸にして写真を撮った」と

軽い感じでしか説明していないようだった。

 

相手方は

「子どもが手紙で、親権はパパがいいと

言っているから、親権者は俺だ」

と主張し、7カ月に及ぶ離婚調停が始まった。

同時に、婚姻費用調停も申立てておいたので、

同じ期日で調停を重ねていくことになる。